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鉄道旅行を中心に、世界遺産から珍スポットまで、なんでもアリの旅行記
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乗客の減少によって廃止が相次いでいた日本のブルートレイン。
そして2004年(平成16年)、余剰になった客車が海を渡ることに。
JR西日本で使用されていた14系客車がタイ国鉄に譲渡されたのだ。

小学生のころ憧れの的だったブルートレインがタイに!
これは乗りに行かねば!!

タイにブルートレインが行ったというニュースは流れた。
しかし営業運転開始の情報が伝わってこない・・・。
そして1年以上過ぎた頃、団体列車で走り始める。
だが、一般の乗客が乗れる列車での運転が始まらない。
いつになったら乗ることができるのか。


2006年11月から3ヶ月間、チェンマイ国際園芸博覧会が開催されると。
そんな博覧会関連のニュースを見ていると、臨時列車運転のお知らせが。
バンコク~チャンマイ間に夜行列車が1往復運転されるという。

しかも使用する車両は日本のブルートレイン!
これは急いで行かねば!
日本から飛行機を乗り継ぎ、チェンマイに入った。






バンコクから飛行機でチェンマイ入りし、園芸博覧会は見学せずに駅へ直行!
ホームには見慣れたいつものタイ国鉄の客車が停車中だった。
本当にここにブルートレインがいるのか?






いたーっ!

正面の色は変わっているけど、日本のブルートレイン!
ねっとりと暖かいタイの空気の中にブルートレイン!
タイ国鉄の荷物車が連結されているのも信じられない。






行先はなんと東京!






本当の行先表示はこっちです(^^;






連結部分にこんなプレートが!( ・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)

日本車輌 昭和48年






ドアの上にはB寝台の表示がそのまま。
日本でブルートレインに乗るときと同じ気分だよ。
(タイ国鉄では2等エアコン寝台車として運用)






車内に入って通路を歩く。
ベッドの横にあるガラス戸の取り付けは現地で行われた。
JR西日本の簡易個室と同じ仕様。






寝台もJR時代とほとんど変わっていない!
だけどリネン類はタイの方が上。
JRではベッドに直接シーツを敷いていたけど、タイではマットレス付き。
枕も大きいし、タオルケットも幅が広い。
JRだと、ベッドの幅に合わせた毛布なんだよね・・・。






 上・下

日本の番号表示も残っていた。
タイの番号表示は右側の「17 18」






寝台車の洗面所へ。
これの不便なところは、蛇口を押さえていないと水が出ないのこと。
日本ではこのタイプの洗面所はあまり見かけなくなっていますね。
蛇口のすぐ上にシールには日本語で
「飲料水ではありません」
現在はここからタイのダイエット水(いわゆる水道水)が出てきます。
飲んだら痩せることができると思います。
ハイ(*`・ω・)ゞ






オゥッ!
ジャパニーズ・スタイル!!
キンカクシ、エクセレント!!!

    お 願 い
ご使用のあと
 かならず
ペダルを踏んでください


↑↑今日この注意書きを読めるのは私一人だけ。
タイに来て変わったのは、右側の壁から出ている「手動お尻洗い機」のホースが取り付けられたことくらいかな?






こんなモノまで残っていた。
壁の右側には、

「この車両の清掃は私たちが担当しています
      (株)ジェイアール西日本メンテック」

最期にお掃除してくれたのは宮原営業所の田中さん、あなたなのですね。
そしてこんな表示も。

消 火 器

   使い方

ピンを抜いてレバーを
握ると消化剤が出ます

タイ語の表記を付けなくていいのでしょうか??






こちらは一緒に連結されている座席車。
日本では特急用普通座席車としてデビューした客車だ。
タイ国鉄では2等エアコン座席車として運用されている。






座席車の壁に残っていた車両番号のプレート。


オハ14 75


それに非常灯の箱も。
寝台車の方に番号は残っていなかった。






先頭のディーゼル機関車、これも日本製(中古ではありません)。
そして本日の列車編成は、
DL+スハネフ15+オハ14+オハネ15+スハネフ15+オハ14+オハ14+オハネ15+スハネフ14+荷物車
(形式はJR時代のもの。スハネフとオハネが2等寝台車、オハが2等座席車)




いよいよ発車!
つづきはこちら
2006年11月

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