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鉄道旅行を中心に、世界遺産から珍スポットまで、なんでもアリの旅行記
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ミャンマーのヤンゴンに、東京の山手線のような環状鉄道が走っている。
現地での名は「ミョバヤター」。
1周約3時間、全線非電化複線の鉄道だ。
しかし1周を走りきる列車は少なく、途中折返しの列車ばかり。
1周を走りきる列車は内回り外回り合わせて1日8本だけ。
その貴重な1周する列車の始発駅はヤンゴン中央駅。





ホームの時刻表に使われているのはビルマ文字。
数字すら読めず、何が書いてあるんだかさっぱり。
目的の列車は駅員さんに教えてもらって乗車。





対向列車とすれ違う。
すれ違った列車のほとんどがディーゼル機関車牽引の客車列車。
乗っている車両もそうだけど、客車はかなりのボロ。





乗客たちはホームだけでなく、こんな所でも列車を待っていた。
客車にドアは付いていないから、どこからでも乗車可能(^^;





ヤンゴン郊外をのんびりと走る。
列車のスピードは自転車並み。
ゆっくりゆっくりと。





途中駅は複線の線路の両側にホームがある相対式ホームが多い。
古そうな跨線橋はイギリス植民地時代のものだろうか。





ホームの真ん中にある小さな駅舎。
中間駅は似たような駅舎が多かった。





そしてホーム。
高さはほとんどないし、線路も歩き放題。





車内はこんな感じ。
床は板張り、座席も木のベンチ。
そして旅客車両になら必ずある、ある物質がない。
それはガラス
窓にガラスが入っていないのだ。
照明も付いてないから、蛍光灯にあるはずのガラスだってない。
本当にレールの上を走るただの箱。





INSEIN駅に到着。
車庫や工場もあるヤンゴン環状線の中核駅だ。
駅の構内も広く、この駅で折り返す列車も多い。





反対側のホームに停まる列車にもたくさんの乗客が見えた。





すっかり田舎になった風景の中を走っていく。





DANYINGON駅に停車する。
ホームを歩く男の子たちの腰には民族衣装の巻きスカート。





DANYINGON駅ではたくさんの乗客と荷物が待っていた。
大きなカゴがいくつも車内に吸い込まれていく。
車内は満員(満荷物?)になって発車。





踏切を通過。
列車の通過を待つ車の列に並ぶバスは、なんと日本の中古バス!
阪急バスと京急バスがそのままの色で走っていた。





デッキからも人がはみ出た状態で列車は走る。
列車のスピードは相変わらずゆっくりだけど、揺れは激しい。





そしてときどき対向列車とすれ違う。





MAHLWAGON駅に到着。
ここで多くの乗客と荷物が降りていった。





そして対向列車が到着。





ヤンゴン中央駅を出発してから3時間。
再びヤンゴン中央駅に帰ってきた。





ヤンゴン中央駅に到着した我が列車はホームのない線路へ。
線路に降りてヤンゴン環状線の旅は終了。





ヤンゴン中央駅にどこかで見たことのある車両が停車中。
このディーゼルカーは元・名古屋鉄道のキハ20!
廃線になった名鉄八百津線や三河線で走っていた車両だ。
「ワンマン」の表記が残り、塗装もそのまま。
運転席後ろにあった「成田山」のお札は、現地の仏像の写真に(^^;





この当時は比較的緩かった写真撮影も、現在は取締りが厳しいらしい。
のんびりとした雰囲気の鉄道なのに・・・。
ミャンマーが自由な国になってくれることを願うばかり。


2004年3月

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