鉄道旅行を中心に、世界遺産から珍スポットまで、なんでもアリの旅行記
カテゴリー
最新記事
(12/10)
(12/10)
(07/16)
(07/16)
(07/16)
(07/04)
(07/02)
(07/02)
(07/01)
(07/01)
(07/01)
(06/27)
(06/26)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/22)
(06/20)
(06/20)
(06/20)
プロフィール
HN:
nekomαsk
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(05/24)
(05/26)
(05/27)
(05/27)
(05/29)
(05/29)
(05/30)
(05/30)
(05/30)
(05/30)
(05/30)
(05/30)
(05/30)
(05/30)
(05/30)
(06/02)
(06/03)
(06/04)
(06/05)
(06/07)
(06/08)
(06/09)
(06/09)
(06/10)
(06/12)
P R
忍者アド
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
カウンター
最新CM
最新TB
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
コルカタ(旧名:カルカッタ)に残るインド唯一の路面電車。
その歴史は、1873年(明治6年)に開通した馬車鉄道に始まる。
電車の運転を開始したのは1902年(明治35年)から。
ちなみに日本で電車が営業運転を開始したのは1895年(明治28年)からだ。
現在はCTC(Calcutta Tramways Company Limited)が運行している。
昔はデリーやチェンナイにも路面電車があったそうだ。
それらの都市の路面電車も早いうちに廃止され、コルカタだけの状態が続いてきた。
残ったコルカタの路面電車も、状況は悪いように見える。
線路や車両などの施設はガタガタ。
道路は渋滞し、走るスピードはかなり遅い。
そして路線は次々と縮小されていった。
全線廃止は時間の問題だろうか?
それではエスプラネードのトラム・ターミナルに行ってみよう。

ちょうど電車が通りを横断してトラム・ターミナルに入っていくところ。
ドアは開けっ放しというより、元から付いてない。
このトラム・ターミナルが実に広大なのだ。
航空写真で見てみよう。
公園みたいになっていて、そこに砂利道があるけど、そこはほぼ全部線路。
>大きな地図で見る
コルカタの路面電車はすべてが2両連接車。
運転席は片方にしかなく、ターミナルの中のループ線を通って方向転換をするのだ。
そして、2両あるうちの前の車両は1等車。
1等と2等がある路面電車なんて、聞いたことがない。

線路が縦横に走るターミナルの中。
電車だけでなく、一部はバス停にも使われている。
電車も古いが、バスも古い・・・。

ターミナルの奥に停められていた電車。
事業用なんだろうけど、いったい何に使うのだろう。
走っているところをぜひ見てみたいな。

それでは電車に乗ってみよう。
電車の前面に方向幕のようなものがあるけど、そこには何もない。
運転席からぶら下がる系統番号の札が目印だ。
ちなみに運転席に窓ガラスはなく、金網が張ってあるだけだ。
それから電車が到着したとき、ノンビリしてはいけない。
完全に止まらないことがあるからだ。
スピードが落ちたら手すりにつかまって乗り込もう。
ドアは付いていないから、いつでもオープン!
ただしケガをしないように。

乗ったのは後ろの2等車。
車掌さんに行先を告げて切符を買おう。

1等車の車内はこんな感じ。
大きな違いは1等車には扇風機が付いていること。

コルカタの街をゆっくり進んでいく。
電車の後ろに運転席はないので、ちょっとした展望席だ。

反対側の電車とすれ違う。
路面を良く見ると、レールの間から石畳が見える。
石畳の道にアスファルトを塗っただけなのだろう。

この辺りは道路全体が石畳。
ただ、1つ1つの石が小さい。
レンガくらいの大きさの石が並べられていた。

交差点では電車が渋滞中。

それにしても乗り心地は最悪だ。
たいしたスピードも出ていないのに、ガツンッガツンッと下から突き上げる。
台車のバネが効いていないのか?
そして時々、ガッタン!と落ちるような衝撃が。
その原因はコレ↓

レールの継ぎ目がずれてしまっている。
こんな線路の状態だから脱線も多いそうだ。
アスファルトに車輪が通った跡もよく見られる。
こんどは町の中を走る路面電車を見てみよう。
渋滞でなかなか前に進めないでいる。

それにしてもこれ、いつの時代の写真だ!?
白黒にしたら最近のものだとわからないかも。

渋滞の原因の1つが人力車。
コルカタではまだまだ現役だ。

次はトリーガンジの車庫へ。
ここはコルカタの路面電車で一番南に位置する場所。

この黄色の電車、よく見ると運転席がへこんでない?
そんなことは電車が動けば無問題。

あっ、新型車両だ!
でもよく見れば車体の後ろは他の電車と同じ。
運転席の顔だけ変えたみたいだ。

ところで、なぜ車庫の中に入っていられるのでしょう?
それはここが停留所だから。
車庫の中の一角に停留所があるのです。
車庫の門から自由に出入りできてしまう。
停留所から奥の方には行かれないけど。

トリーガンジから電車に乗り、再びエスプラネードへ。
すっかり真っ暗になり、屋台の照明だけが周りを照らす。

真っ暗なトラム・ターミナルで発車を待つ電車。
本当に真っ暗。
足元には気をつけて。

30年前の計画では空港まで延長するつもりだったようだ。
もちろん実現してないし、見込みもない。
そして現在。
路線は縮小傾向にあるけど、この流れが止まりますように。
その歴史は、1873年(明治6年)に開通した馬車鉄道に始まる。
電車の運転を開始したのは1902年(明治35年)から。
ちなみに日本で電車が営業運転を開始したのは1895年(明治28年)からだ。
現在はCTC(Calcutta Tramways Company Limited)が運行している。
昔はデリーやチェンナイにも路面電車があったそうだ。
それらの都市の路面電車も早いうちに廃止され、コルカタだけの状態が続いてきた。
残ったコルカタの路面電車も、状況は悪いように見える。
線路や車両などの施設はガタガタ。
道路は渋滞し、走るスピードはかなり遅い。
そして路線は次々と縮小されていった。
全線廃止は時間の問題だろうか?
それではエスプラネードのトラム・ターミナルに行ってみよう。
ちょうど電車が通りを横断してトラム・ターミナルに入っていくところ。
ドアは開けっ放しというより、元から付いてない。
このトラム・ターミナルが実に広大なのだ。
航空写真で見てみよう。
公園みたいになっていて、そこに砂利道があるけど、そこはほぼ全部線路。
>大きな地図で見る
コルカタの路面電車はすべてが2両連接車。
運転席は片方にしかなく、ターミナルの中のループ線を通って方向転換をするのだ。
そして、2両あるうちの前の車両は1等車。
1等と2等がある路面電車なんて、聞いたことがない。
線路が縦横に走るターミナルの中。
電車だけでなく、一部はバス停にも使われている。
電車も古いが、バスも古い・・・。
ターミナルの奥に停められていた電車。
事業用なんだろうけど、いったい何に使うのだろう。
走っているところをぜひ見てみたいな。
それでは電車に乗ってみよう。
電車の前面に方向幕のようなものがあるけど、そこには何もない。
運転席からぶら下がる系統番号の札が目印だ。
ちなみに運転席に窓ガラスはなく、金網が張ってあるだけだ。
それから電車が到着したとき、ノンビリしてはいけない。
完全に止まらないことがあるからだ。
スピードが落ちたら手すりにつかまって乗り込もう。
ドアは付いていないから、いつでもオープン!
ただしケガをしないように。
乗ったのは後ろの2等車。
車掌さんに行先を告げて切符を買おう。
1等車の車内はこんな感じ。
大きな違いは1等車には扇風機が付いていること。
コルカタの街をゆっくり進んでいく。
電車の後ろに運転席はないので、ちょっとした展望席だ。
反対側の電車とすれ違う。
路面を良く見ると、レールの間から石畳が見える。
石畳の道にアスファルトを塗っただけなのだろう。
この辺りは道路全体が石畳。
ただ、1つ1つの石が小さい。
レンガくらいの大きさの石が並べられていた。
交差点では電車が渋滞中。
それにしても乗り心地は最悪だ。
たいしたスピードも出ていないのに、ガツンッガツンッと下から突き上げる。
台車のバネが効いていないのか?
そして時々、ガッタン!と落ちるような衝撃が。
その原因はコレ↓
レールの継ぎ目がずれてしまっている。
こんな線路の状態だから脱線も多いそうだ。
アスファルトに車輪が通った跡もよく見られる。
こんどは町の中を走る路面電車を見てみよう。
渋滞でなかなか前に進めないでいる。
それにしてもこれ、いつの時代の写真だ!?
白黒にしたら最近のものだとわからないかも。
渋滞の原因の1つが人力車。
コルカタではまだまだ現役だ。
次はトリーガンジの車庫へ。
ここはコルカタの路面電車で一番南に位置する場所。
この黄色の電車、よく見ると運転席がへこんでない?
そんなことは電車が動けば無問題。
あっ、新型車両だ!
でもよく見れば車体の後ろは他の電車と同じ。
運転席の顔だけ変えたみたいだ。
ところで、なぜ車庫の中に入っていられるのでしょう?
それはここが停留所だから。
車庫の中の一角に停留所があるのです。
車庫の門から自由に出入りできてしまう。
停留所から奥の方には行かれないけど。
トリーガンジから電車に乗り、再びエスプラネードへ。
すっかり真っ暗になり、屋台の照明だけが周りを照らす。
真っ暗なトラム・ターミナルで発車を待つ電車。
本当に真っ暗。
足元には気をつけて。
30年前の計画では空港まで延長するつもりだったようだ。
もちろん実現してないし、見込みもない。
そして現在。
路線は縮小傾向にあるけど、この流れが止まりますように。
2005年12月
PR
この記事にコメントする